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昆布類の多くは多年生藻で、一般的には2~3年の寿命を持ちます。
採取されるものは、ほとんどが2年生で、十分に成長したものが選ばれます。

0年目 晩夏から冬にかけて
遊走子(ゆうそうし)が放出し、遊走子のもつ2本の繊毛で、海の中を移動し、岩に着生し、成長します。
1年目 冬から早春にかけて
遊走子は昆布の幼体となります。
1年目 夏から秋にかけて
大きく成長しはじめます。1年目の昆布は水昆布と呼ばれます。
水昆布の葉体の先端の古い部分が枯れ始めます。
1年目 秋から
再び、成長活動が活発化。 古い1年目の葉が枯れていき、その葉体の下から
新しい組織が出来てきます。 この現象を 「突き出し」と呼びます。
2年目
一年目の葉はすべて枯れ、全体が二年目だけの葉になり、成昆布として採取されます。